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海賊宇宙船地球号獄中記

読書まとめ 1995生

扇動の研究 part2  扇動の道具

 

煽動の研究―歴史を変えた世論操作 (1983年)

煽動の研究―歴史を変えた世論操作 (1983年)

 

  ★強迫観念による態度変化

愛国心

  • 自分の国(民族)が他の国(民族)より優れているという観念を植え付けて扇動。
  • 熱狂の過程で一人の人間に対する英雄崇拝に傾く傾向がある。
  • 他民族への不寛容

②禁欲

  • より高い目的のために自分を捨てることをうながすこと。
  • 自己犠牲の態度を広めるためには、プロパガンダの目標を常に本来の目標より高いところに設定しなければならない。
  • 例:スパルタ戦士、日本の武士、神風特攻員

③貪欲

  • 臣民の間に征服欲を広めて協力を引き出す。
  • 例:資本主義をおしすすめるために、広告技術を活用して、必要のないものを買わせる、所有欲を煽る。

 

 ★プロパガンダを行うための媒体利用を可能にする主要因

①物理的な力・・・独裁政権や革命政権は媒体支配を第一の目標にする。

 

②金銭

  • 媒体所有者の買収。
  • 間接的な金融支配。
  • 広告料金という形による媒体の購入。
  • パンとサーカスのスポンサーになる。

 

③作家

  • 媒体を利用する機会は、創造の才能もしくは人を楽しませる技能を持つ人に与えられる。
  • 聴衆の求めるものは逃避的で知性を要せず、心の平安を乱さない性質のものであるから、それに応じて、ニュースやドラマを型どおりに仕上げる職人が真に創造的な人より多くの機会を与えられる。

④速度・・・記事や思想の発表で他に先駆けねばならない。

 

※現代は、非常に強力な媒体により大衆は過度な宣伝戦にさらされているので、新しい考え方や人を興奮させるメッセージが熟してから大衆の中へ浸透することは、昔よりも難しくなっている。